
歯科衛生士科
3年制/定員40名
歯科衛生士って
どんな仕事?
むし歯や歯周病などの予防処置や治療アシスタントなどを行い、
口腔の健康に携わるスペシャリストです。
- 歯科予防処置
- 口腔の健康を守るために歯垢や歯石を取り除き、薬を歯に塗布してむし歯や歯周病の発生、進行を防ぐ予防処置を行います。
- 歯科診療補助
- 歯科医師の診療を補助したり、患者様と歯科医師との間に立ってコミュニケーションを図り、診療効果を高めるなど、幅広い仕事を行います。
- 歯科保健指導
- 健康な口腔の状態を保てるように、歯磨き指導をはじめ口腔機能訓練や食生活、生活習慣などの指導を専門的な立場から行います。



本学科の3つの強み
教育連携
本学科は、関西で初めてミュゼホワイトニングと教育連携を結び、ホワイトニングやデンタルエステを学ぶプログラムを導入しています。審美歯科の最前線で活躍するミュゼホワイトニングのノウハウを学び、最新の技術を身につけます。

現場に近い環境で学ぶ
歯科医療の現場では、治療や予防の方法がめまぐるしく進化し続けています。本学科では、最新の設備を整え、現場に近い環境で学内実習を行うことができます。歯科用チェアユニットは14台、マネキン実習机は学生1人に1台設置しています。

近年、様々な医療専門職が連携したチーム医療が推奨され、歯科衛生士の役割も重視されています。複数の学科を擁する本校では、学内でチーム医療教育が可能であり、医療の現場で必要な総合的な視野を身につけることができます。

歯科衛生士科の3年間

歯科衛生士に必要な基礎科目、専門基礎科目を学びます。実習ではマネキン(顎の模型)を使って技術の基礎を学び、後期には早期臨床実習を行い、実際の現場を体験します。

1年次で学んだ基礎知識をベースに、歯科医院の現場で、歯科治療の基本を学び実践経験を積みます。患者様や院内のスタッフと関わることで、コミュニケーション能力も身につけます。
専門的な知識を深め、
2年次後期の臨床実習に備えます。

臨床実習・実践経験を積み、病院や学校、地域の施設など数多くの現場でお口の健康を守るプロとして、信頼される豊かな人間力を養います。本格的に国家試験対策を行い、資格取得をめざします
3年次には、約6ヵ月の臨床実習を実施します。

3年間で身に付けた知識や技術を活かし、公的病院、民間病院、歯科医院などで活躍。
カリキュラム・シラバス
歯科衛生士科
時間割(モデルケース)
1週間の時間割(1年次)
MON | TUE | WED | THU | FRI | ||
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 9:00〜 10:30 |
歯科衛生士概論 | 情報処理 | 臨床指導教育Ⅰ | 倫理学 | 保健体育 |
2 | 10:40〜 12:10 |
解剖・生理学Ⅰ | 口腔解剖学 | 口腔衛生学 | ー | 生物学 |
3 | 13:00〜 14:30 |
キャリアデザインⅠ | 歯周病予防処置Ⅰ | 衛生・公衆衛生 | 歯科診療補助Ⅰ | 歯科保健指導Ⅰ |
4 | 14:40〜 16:10 |
化学 | ー |
※授業は変更となる場合があります。
インタビュー

- 歯科衛生士を目指したきっかけは?
- 祖母から「生きるためには食べることが大事」ということを教わったことがきっかけです。口や歯の健康が体の健康につながると感じ、それを支える歯科衛生士を目指すことにしました。
- 現在どのようなことを学んでいますか?
- 毎日、講義や実習を行っています。実習では現場で使う器具を用いて、学生同士で口腔内を検査したり、歯形を採ったりしています。また、講義では歯に関することはもちろん、薬学や解剖学、英語、情報処理など幅広い内容を学んでいます。
- KCCの魅力は?
- KCCフェスタや運動会といったイベントが多く、他学科と交流できる点が魅力です。また先生方の指導が熱心で、学生が理解できるまで丁寧に教えてくれます。

- 専門分野
- 歯科診療補助、医療安全
- 先生の趣味は?
- 一級小型船舶操縦士免許を持っているので、友人とヨットで海に出てのんびりして過ごすことです。
- KCC生の印象
- おとなしい学生が多い印象です。学生同士が助け合いながら、仲良く過ごしている様子が見られます。
- KCC生と接する時のこだわり
- 歯科衛生士として様々な分野で活躍できるように、基礎をしっかりと指導しています。また、医療現場の厳しさも伝えるように心掛けています。
模型を使って、技術の基礎を学びます。