卒業生の声
最前線で活躍する先輩たち
卒業生からのメッセージ
病院と同じ医療機器がKCCにもあり、
学生時代の勉強が役に立っています。
私はまだ1年目なので、様々なモダリティ(=診療放射線技師として携わる医療機器)を先輩に教えてもらいながら日々経験を積ませてもらっています。特に今はMRIやレントゲンを扱っています。KCCで学んで良かったなと思う点は、MRIやフラットパネルディテクタなど、現在の病院と同じ機器を使っていたので、学生時代に経験できたことは今の仕事でとても役に立っています。またKCCの先輩が同じ部署にいるのも心強いですね。学生時代は勉強が大変でしたが、同じ目標に向かって進む友達や先生に出会えるので、ぜひKCCで診療放射線技師を目指してほしいです。
KCCは実習先が充実しており、
私は実習先がそのまま
就職先になりました。
KCCを選んだ理由は、学費の安さと大阪や兵庫など、都心での就職に有利だと感じたからです。また、KCCは実習先が充実していることが魅力でした。私の現在の職場は元々実習先で、院内の雰囲気が良く「ここで働きたい!」と思っていたので、就職が決まって本当に嬉しかったです。現在は4つの部署を3ヶ月ずつローテーションしている最中で、実習でもお世話になった先輩に人工心肺や人工呼吸器、血液透析など、様々なことを教わっています。
KCCでの学生時代に
かけがえのない友達ができました。
KCCの母体でもある新須磨病院で、視能訓練士として小児から高齢者まで幅広い層に対して、視力検査や視野検査、眼底カメラ撮影などの視機能検査を行っています。KCCでの思い出はたくさんありますが、国家試験の勉強が印象深いです。友達の家に集まって教え合ったり、学校では夜まで勉強したり。友達がいなかったら合格できなかったと思います(笑)。その友達とはもちろん今でも交流があります。またオープンキャンパスで学生スタッフとして参加されていた先輩と、現在一緒に働けていることもKCC生で良かったなと感じています。
KCCで学んだことは、
現在も役に立っています。
私が所属している回復期リハビリテーション病棟では、患者様の自宅復帰に向けて、運動療法や日常生活動作の練習、住環境整備を行っています。また、退院後の外来リハビリテーションや訪問リハビリテーションにも携わっています。KCCで学んだことは現在の仕事の土台となっており、その中でも最も大きいことは、疑問に思ったことを自分で調べて解決していくという姿勢を教わったことです。現在の臨床において、非常に役に立っています。
作業療法士の仕事はこれからの時代
さらに強みが出てくる仕事です。
私は作業療法士として介護老人保健施設で障害を持った方々に対し、着替えや日常生活動作などのリハビリや、手足を動きやすくするリハビリなどを行っています。KCCでは、解剖の授業で神戸大学医学部附属病院に行って、解剖された方の筋肉を見たことがとても印象的でした。他に陶芸の授業もあるのですが、その頃作ったお皿は今でも使っています。これからの時代、地域に根差した医療やリハビリが必要になってきます。その中で生活全体に携わる作業療法士は強みのある仕事です。ぜひ、KCCで学んでほしいと思います。
KCCの実践的な授業が
今の仕事に活かされています。
回復期リハビリテーション病院で言語聴覚士として、嚥下障害や高次機能障害、失語症、構音障害など、コミュニケ―ションや食事でお困りの方に対してリハビリテーションを行っています。KCC在学時に失語症の方との対話会があったのですが、在学中に当事者の方と直接お会いできる機会はあまりないので、貴重な体験でした。またその時の経験が今の仕事にも活かされています。他にもKCCの授業は、皆で意見交換しながら課題をクリアしていくグループワークの授業が多く、今思うと全ての授業が実践向きだったんだと感じています。