歯科衛生士科
歯科衛生士科

歯科衛生士科

3年制/定員40名

取得資格
歯科衛生士国家試験受験資格
国家試験合格率
100
(2024年度)
求人倍率
定員の約 11
(2024年度)

歯科衛生士って
どんな仕事?

歯科衛生士とは…
むし歯や歯周病などの予防処置や治療アシスタントなどを行い、
口腔の健康に携わるスペシャリストです。
仕事内容
歯科予防処置
口腔の健康を守るために歯垢や歯石を取り除き、薬を歯に塗ってむし歯や歯周病の発生、進行を防ぐ予防処置を行います。
歯科診療補助
歯科医師の診療を補助したり、患者様と歯科医師との間に立ってコミュニケーションを図り、診療効果を高めるなど、幅広い仕事を行います。
歯科保健指導
健康な口腔の状態を保てるように、歯磨き指導をはじめ口腔機能訓練や食生活、生活習慣などの指導を専門的な立場から行います。

本学科の3つの強み

最新の設備でニーズの高い歯科衛生士を育成
01
最新のホワイトニングや
デンタルエステを学ぶ

近年、美と健康への注目が高まり、ホワイトニングの需要も拡大しています。本校では、企業と教育連携し、専門の歯科医師から、ホワイトニングやデンタルエステを学べるプログラムを導入しています。最新の審美歯科の技術を学び、即戦力として活躍できる力を身に付けます。

ミュゼホワイトニングとの教育連携
02
最新の設備を整え、
現場に近い環境で学ぶ

歯科医療の現場では、治療や予防の方法がめまぐるしく進化し続けています。本学科では、最新の設備を整え、現場に近い環境で学内実習を行うことができます。歯科用チェアユニットは14台、マネキン実習机は学生1人に1台設置しています。

最新の設備を整え、現場に近い環境で学ぶ
03
チーム医療教育の実現

近年、様々な医療専門職が連携したチーム医療が推奨され、歯科衛生士の役割も重視されています。複数の学科を擁する本校では、学内でチーム医療教育が可能であり、医療の現場で必要な総合的な視野を身に付けることができます。

チーム医療教育の実現

歯科衛生士科の3年間

1年次
1年次

歯科衛生士に必要な基礎科目、専門基礎科目を学びます。実習ではマネキン(顎の模型)を使って技術の基礎を学び、後期には早期臨床実習を行い、実際の現場を体験します。

模型を使って、技術の基礎を学びます。

2年次
2年次

1年次で学んだ基礎知識をベースに、歯科医院の現場で、歯科治療の基本を学び実践経験を積みます。患者様や院内のスタッフと関わることで、コミュニケーション能力も身につけます。

専門的な知識を深め、
2年次後期の臨床実習に備えます。

3年次
3年次

臨床実習・実践経験を積み、病院や学校、地域の施設など数多くの現場でお口の健康を守るプロとして、信頼される豊かな人間力を養います。本格的に国家試験対策を行い、資格取得をめざします

3年次には、約6ヵ月の臨床実習を実施します。

卒業時
卒業次

3年間で身に付けた知識や技術を活かし、公的病院、民間病院、歯科医院、介護施設、保健所、歯科関連企業など幅広い現場で活躍。

歯科衛生士科 
時間割(モデルケース)

1年次
MON TUE WED THU FRI SAT
1 9:00〜
10:30
心理学 口腔解剖学 倫理学 保健体育 口腔衛生学
2 10:40〜
12:10
歯科衛生士概論 解剖・生理学Ⅱ キャリア
デザインⅠ
歯科臨床概論 生物学
3 13:00〜
14:30
歯科診療補助Ⅰ 歯周病
予防処置Ⅰ
衛生・公衆衛生 情報処理 微生物学・
口腔微生物学
4 14:40〜
16:10
歯科保健指導Ⅰ 化学
2年次
MON TUE WED THU FRI
1 9:00〜
10:30
歯科診療補助Ⅲ 衛生行政 先端医療 臨床検査 関連医学・医学概論
2 10:40〜
12:10
歯科放射線学 歯科診療補助Ⅲ 看護学 歯科麻酔学
3 13:00〜
14:30
歯周病予防処置Ⅲ 医療安全 摂食嚥下 う蝕予防処置 栄養指導
4 14:40〜
16:10
歯科保健指導Ⅲ 口腔外科学 チーム医療

※授業は変更となる場合があります。

インタビュー

学生の声
歯科衛生士科1年生(兵庫県立明石清水高校出身)
歯科衛生士を目指したきっかけは?
歯の矯正をしていた時、お世話になった歯科衛生士さんが丁寧で親切な対応をしてくださり、憧れを持ったことがきっかけです。KCCで学ぼうと思ったのは、ホワイトニングの授業があったり、歯科用チェアユニットやマネキン実習机などの最新の設備があったからです。
現在どのようなことを学んでいますか?
人体の構造や機能、虫歯の原因となる微生物の性質や滅菌方法、患者様とのコミュニケーションに必要なマナーや心理学、歯の磨き方とその指導、歯石除去や診療器具の取り扱い方など、基本的な実技の練習、術者・補助者・患者のそれぞれを経験する相互実習などを行っています。
実習や授業での思い出は?
最初の相互実習で、初めて人の口腔内に触れたことがとても緊張して印象的でした。この授業でこれから歯科衛生士を目指していくんだと実感できました。他にも歯型を取るために使うアルジネート印象の授業を受けた時も楽しかったです。
さん
歯科衛生士科2年生(兵庫県立明石清水高校出身)
歯科衛生士を目指したきっかけは?
高齢化社会では歯科の重要性が高まると思い歯科衛生士を目指そうと思いました。KCCにはホワイトニングの授業があり、少人数で学べる体制が整っていて、一人ひとりに応じた学びができると感じて入学を決めました。
実習や授業での思い出は?
臨床実習では、普段学んでいる歯科診療補助や歯科保健指導などの授業内容がさらに深く学べたと感じました。本当の患者様だからこそのリアクションやコミュニケーションなど、相互実習でも気づけなかった点が実際の医院で初めて経験できたことが印象に残っています。
KCCの魅力は?
歯科系の専門学校とは違ってKCCは全く違う医療系学科が集まっているので、様々な学科の学生と交流できる点が魅力だと思います。チーム医療が大切になるこれからの時代に他学科との連携を学生時代から体験できることは将来きっと役に立つと感じています。
歯科衛生士科3年生(兵庫県立神戸高塚高校出身)
歯科衛生士を目指したきっかけは?
幼少期に「歯が無くなることは、ご飯が食べられなくなること」と教えられ、小さいながらに口の中の健康は全身の健康に繋がるのだと感じました。成長するにつれ、その意味をよく理解し、「家族の口の健康を守りたい」と思ったのが1つの大きなきっかけです。
実習や授業での思い出は?
臨床実習で実習指導者の方にほめていただいたことが特に印象深かったです。2年生後期から本格的な実習が始まり、私は1つ目の実習先として新須磨病院へ行きました。そこでは想像よりも業務内容が多岐に渡り大変なことが多く、様々な指導をいただきましたが、相互実習を行っている際に指導者の方から「それでいい。よくできてる。」とほめていただき、臨床実習でのモチベーションアップに繋がりました。
将来の目標を教えてください。
将来は認定歯科衛生士の資格を持って働きたいです。中でも、これから需要が多くなると予想される歯周病認定歯科衛生士になりたいと思っています。その資格試験の合格率は80%前後と言われていますが、5年ごとの研修が必要なため、国家試験がゴールではなくスタートだと思って、歯科衛生士になってからも勉強を続けたいと思います。
教員紹介
三村 明美先生
三村 明美先生
専門分野
歯科診療補助、医療安全
先生の趣味は?
一級小型船舶操縦士免許を持っているので、友人とヨットで海に出てのんびりして過ごすことです。
KCC生の印象
おとなしい学生が多い印象です。学生同士が助け合いながら、仲良く過ごしている様子が見られます。
KCC生と接する時のこだわり
歯科衛生士として様々な分野で活躍できるように、基礎をしっかりと指導しています。また、医療現場の厳しさも伝えるように心掛けています。
八尾 典江先生
八尾 典江先生
専門分野
⻭科予防処置論
先生の趣味は?
旅行に行くことが好きです。それと着物を着て色々な場所へ出かけるのも好きです。
KCC生の印象
少しおとなしい印象があります。ただ、⻭科衛生士になりたいという気持ちは強く、真面目に取り組んでいる学生が多いと感じます。
KCC生と接する時のこだわり
学生の立場に立って、どうすれば分かりやすいか、興味を持ってもらえるかを日々考えて、接しています。